コーラー社の丸型キッチンシンク
オーストリア系移民であるジョン・マイケル・コーラーが、ウィスコンシン州東部のミシガン湖畔の町で創業した、農機具や家具工場への部品などを生産する小さな工場がコーラー社の歴史の始まりとなります。
1883年、当時では高価だった浴槽の替わりとして、飼葉桶に「脚」を付けたものが、コーラー社の代表的な作品「猫脚」の鋳鉄ホーロー浴槽の原点となります。そうして、当時としては革命的な鋳鉄ホーロー浴槽を世界に先駆けて送り出して以来、ヨーロッパ伝統のクラフトマンショップにより、コーラー社はアメリカで最高の品質とデザインを持つ水まわり製品メーカーへと成長したのです。
1929年には、浴槽として初めてニューヨーク・メトロポリタン美術館に展示され、世界にその名を知らしめることになります。現在では、カナダやフランス、スペイン、日本、東南アジアなど、世界各国に事業所を展開しています。
水まわり製品のみならず、ヨーロッパ風高級家具、エンジン・発電機、不動産、リゾート開発と、幅広い分野において新しいライフスタイルへの探求を続けています。
コーラー社は、毎年世に送り出す全製品のうち25％は新しい製品を、というポリシーを持っており、アメリカ最大の企業の一つになってもその地位に満足せず、デザインと遊び心を忘れずに、常に新しい発想でモノづくりに取り組んでいます。そんなコーラー社の丸型キッチンシンクが、「ブリックス エンターテイメントシンク」です。ステンレス製で、非常に高価なものとなっています。